研究課題
若手研究(B)
光照射によって、電子系全体の秩序が高速に遷移する現象(光誘起相転移)は、その巨大かつ高速な光応答性から、高速・高繰り返し動作が可能な新しい光スイッチング素子の動作原理として期待される。本研究では、有機電荷移動錯体と遷移金属錯体において、光励起によるキャリアドーピングに基づく超高速の光誘起絶縁体-金属転移を見出した。また、遷移金属錯体において、異なる電子相間で双方向に光誘起相転移が可能な事を利用して、ダブルパルス光励起による超高速光スイッチングを実現した。
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Journal of the Physical Society of Japan
巻: 81, 074705 ページ: 1-5
DOI:10.1143/JPSJ.81.074705
Physical Review B
巻: 84, 085136 ページ: 1-10
DOI:10.1103/PhysRevB.84.085136
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DOI:10.1103/PhysRevB.82.060513