研究課題
若手研究(B)
遷移金属および非磁性イオンとしてカドミウムまたは水銀を含むパイロクロアのフッ化物に関して、磁気的な特性の研究を行った。いずれの物質も、100K程度の反強磁性相互作用をもつが、10K程度まで磁気秩序を示さず、スピンフラストレーションが大きく働いている。また、その多くにおいて磁場誘起相転移を観測し、反強磁性的に結合しているパイロクロア格子において磁場誘起転移が普遍的に存在することが明らかになった。
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Physical Review B
巻: 84 ページ: 214411-1-7
DOI:10.1103/PhysRevB.84.214411