研究課題
若手研究(B)
高温超伝導体の擬ギャップ状態について角度分解光電子分光により調べた結果、次のような成果が得られた。(1)超伝導ギャップと擬ギャップに対応する2つの異なる性質のギャップが共存していることが分かった。(2)多層系のエネルギーギャップ構造を明らかにし、Tcに良くスケールするパラメータを見出した。(3)電子ドープ系においてアニールによりTcが上昇する一方、擬ギャップが消失することを見出した。これは擬ギャップと超伝導の競合を示唆している。
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