研究課題
若手研究(B)
個々の大腸菌の動きの観察を行い、平均移動距離を見積もることにより、大腸菌の有効拡散係数を求めた。その結果、走化性大腸菌の有効拡散係数は栄養濃度に依存しないこと、走化性のない大腸菌はその伝搬速度に依存して有効拡散係数が変化していることを実験的に示した。上記の結果を加味した数理モデルの提案を行い、大腸菌パターン形成におけるマクロな秩序形成に関する一部の実験結果を再現することに成功した。
すべて 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) 備考 (1件)
Physica
巻: D 241 ページ: 1629-1639
http://cu.phys.s.chiba-u.ac.jp