研究課題
若手研究(B)
ダイナミックな濡れが支配する現象としてアクリル円筒の内側を流れ落ちる細流の振る舞いを実験的に調べた。流量がしきい値を超えるとき、細流の経路が自発的に螺旋形の秩序構造を形成する事を見いだした。流量とパイプ内径をパラメータとし、細流の振る舞いに対する状態図を実験的に明らかにした。水平方向へ流れる細流は、"キンク"を形成して、流れの方向を変える。キンクは、表面張力と慣性力に支配され運動する。細流の振る舞いを解明するためには、このキンクの運動を理解する必要がある。
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Physical Review E
巻: 85 ページ: 011401