研究課題
若手研究(B)
本研究では,DNAおよびDNAとヒストンタンパクの複合体であるヌクレオソーム構造のねじれ(twist)変形に対する安定性と力学的応答を,連続体モデルにもとづく解析的・数値的アプローチによって調べた。我々の計算結果は,ヌクレオソームのカイラルフリップや準安定状態がRNAポリメラーゼによるトルクの導入によって力学的に引き起こされるという可能性を強く支持する。本研究の成果は,クロマチン構造の動的な構造安定性を理解するうえで重要な知見をもたらすと期待される。
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Physical Review Letters
巻: 109巻
DOI:10.1103/PhysRevLett.109.128104
Physical Review E
巻: 86巻
DOI: 10.1103/PhysRevE.86.011804
巻: 84巻
DOI:10.1103/PhysRevE.84.042901
EPL (Europhysics Letters)
DOI:10.1209/0295-5075/91/68002