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2011 年度 研究成果報告書

火星大気観測用二次元分光器の基礎開発

研究課題

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研究課題/領域番号 22740307
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 気象・海洋物理・陸水学
研究機関北海道大学

研究代表者

福原 哲哉  北海道大学, 大学院・理学研究院, 助教 (70435808)

研究期間 (年度) 2010 – 2011
キーワード赤外分光 / 火星
研究概要

本研究では、冷凍機が不要で小型軽量化が実現できる「非冷却ボロメータカメラ」に、透過型ゲルマニウムレンズよりも高い光量を得られる反射光学系を適用した「宇宙用赤外二次元分光器」の実現に向けた基礎開発を行った。反射光学系には鏡の枚数を最小限にして最大の光量を得るために表面を凹面加工した回折格子を採用し、ボロメータ検出器(平面)に焦点を結ばせる(フラットフィールドタイプ)こととし、汎用のナノ切削加工機を用いて回折格子の試作品(焦点距離100mm、F1. 4)を製作して面精度を評価した。結果、目標である0. 5μm僅かに上回る0. 59μmであったが、これは加工用の刃先の損傷による傷であることが確認でき、汎用加工機によって安価に回折格子が製造できる見通しがついた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 次期惑星探査用中間赤外分光カメラの光学設計2010

    • 著者名/発表者名
      持田篤人
    • 雑誌名

      立教大学理学部物理学科卒業論文

  • [学会発表] 次期火星探査機搭載中間赤外カメラ2011

    • 著者名/発表者名
      福原哲哉,田口真,今村剛
    • 学会等名
      第33回太陽系科学シンポジウム
    • 発表場所
      JAXA宇宙科学研究本部
    • 年月日
      20111100

URL: 

公開日: 2013-07-31  

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