研究課題
若手研究(B)
これまでの観測により明らかとなった吹送流の季節変動の機構を解明するため、数値実験を行った。その結果、熱フラックスの日周変化の季節変動が、吹送流の季節変動に重要であることが判明した。さらに単純化解析解を導出し、吹送流の季節変動のパラメター依存性を明らかにした。この依存性をもとに全球の吹送流分布を推定したところ、日周変化の影響は冬季高緯度域に顕著であることが判明した。漂流など吹送流が関与する現象の再現・予測精度の向上には、日周変動を考慮することが重要であると判明した
すべて 2013 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (9件)
Geophysical Research Letters
巻: vol. 39 ページ: L17606
DOI:10.1029/2012GL052546
Journal of Physical Oceanography
巻: vol. 42 ページ: 991-1011
DOI:10.1175/JPO-D-11-0154.1
月刊海洋
巻: 42巻 ページ: 534-541