研究課題
若手研究(B)
本研究では、短時間降水量について、弱雨と強雨の特性を分けて解釈し、指数分布とWeibull分布を結合した新しい確率分布関数を開発した。その分布関数の3つのパラメータを、客観解析データを説明変数として地域ごとに推定する重回帰型の統計モデルを開発した。統計モデルでは、説明変数の独立性に関する工夫が図られた。異なる気候場での降水頻度の気候変化を推定した結果、比較的良好な推定結果が得られた。ただし、適応性については、まだ検討すべき課題があることがわかった。
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Journal of the Meteorological Society of Japan
巻: 89 ページ: 29-45