研究課題
若手研究(B)
本研究は、火星メタンの起源解明を目的として、赤外長高分散分光装置の広帯域化技術の確立を目指し開発を進めてきた。Gratingを用いた外部共振器を開発し、発振波長域を20cm-1に広帯域化することに成功した。これは火星メタン・H2O2観測要求に十分な広帯域化性能であり、従来の液体窒素タイプの20倍以上の改善を果たした。得られた発振スペクトルは、サイドモードがよく抑えられており、その波長安定度においても赤外へテロ分光器搭載用に最適化された。
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Icarus
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doi:10.1016.j.icarus.2013.02.029