研究課題
若手研究(B)
本研究では硫化ジメチル(DMS)及びイソプレンが大気環境に与える影響を評価するために、膜平衡器を使った海水中の溶存DMS及びイソプレンの簡易連続測定法の開発を行った。イソプレンは標準海水の作成が困難であり平衡到達度を評価することができなかったが、DMSは平衡到達度80%に達する抽出が可能となり、海水中のDMSの連続測定が可能となった。今後本研究で開発した装置を用いた高分解能測定によってDMSおよびイソプレンの洋上大気環境への影響評価が進むことが期待される。
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