2011 年度研究成果報告書

超偏極129Xe-NMRを用いた細孔構造の発達メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号	22750014
研究種目	若手研究(B)
配分区分	補助金
研究分野	物理化学
研究機関	九州大学
研究代表者	宮脇仁九州大学, 先導物質化学研究所, 助教 (40505434)
研究期間 (年度)	2010 – 2011
キーワード	表面 / 細孔 / 吸着 / ^<129> Xe-NMR
研究概要	炭素系材料では多様な因子がピーク位置に影響を及ぼすため適用が困難であった129Xe-固体NMR法について、細孔径・表面官能基・表面構造などの個々の因子のNMRピークへの影響を個別に見積もることで、129Xe-固体NMR法の細孔評価法としての特性を明らかにした。これにより、従来の77 K窒素吸着測定のみでは不充分であった細孔構造およびその発達メカニズムの多角的検討に適用できる可能性を見出した。