研究課題
若手研究(B)
フラーレンC_60のσ骨格を変換することにより、LUMO準位が制御された開口C_60誘導体を合成した。これらの誘導体を電子供与材料であるポリチオフェン誘導体P3HTと混合して薄膜を作製し、これを活性層とした有機薄膜太陽電池の特性を評価した。その結果、最も高いLUMO準位をもつ開口C_60誘導体を用いた素子が、代表的な電子受容材料であるPCBMを用いた素子より約20%高い開放電圧を示すことがわかった。
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