研究課題
若手研究(B)
本研究では,天然には存在しない"キラル有機ケイ素化合物"の効率的な不斉合成法の確立を目指して,立体特異的に求核置換反応が進行する新規活性シランを開発することに成功するとともに,炭素一ケイ素結合をオゾンで酸化的に開裂する新手法を見出した.また,それら新規不斉合成法を活用することで,不斉ケイ素上にエーテル酸素とカルボキシル基を有するα一ヒドロキシカルボン酸誘導体のケイ素アナログ合成に初めて成功した.
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J. Am. Chem. Soc
巻: Vol.133 ページ: 20712-20715