研究課題
若手研究(B)
ベンザインの発生について調べた結果、アルキニルリチウムが官能基選択的なベンザインの発生剤として有効であることを見出した。また、この知見を活かしてベンザインのカルボヨウ素化反応を開発することができた。また、トリシクロブタベンゼンは四員環の縮環による高い反応性を示すが、加熱条件下、三つの四員環が同時に開環したヘキサラジアレンに異性化することを見出した。さらに、これの捕捉を試みたところ、三重環付加反応により、拡張型のπ共役系分子を与えることが分った。
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http://sci-tech.ksc.kwansei.ac.jp/~thamura/index.html