超イオン伝導性ナノ粒子の界面制御と相転移挙動の解明

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 22750056
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 無機化学
• 研究機関: 大阪府立大学
• 研究代表者: 牧浦 理恵 大阪府立大学, 21世紀科学研究機構, 講師 (30457436)
• 研究期間 (年度): 2010 – 2011
• キーワード: ナノ材料 / 複合材料・物性 / イオン伝導 / 新エネルギー / ナノデバイス

研究概要

有機-無機複合材料を基盤としたナノスケールイオン伝導体に関して、サイズの違いがイオン伝導特性に及ぼす影響を明らかにすることを目的とし研究を遂行した結果、イオン伝導性ナノ粒子が0℃以下の低温においても構造が変化することなく、高いイオン伝導性を保持することがわかった。

研究成果

• [雑誌論文] Nanoscale effects on the stability of the lambda-Ti3O5 polymorph (2011)
  • 著者名/発表者名: R. Makiura, Y. Takabayashi, A. N. Fitch, H. Tokoro, S. Ohkoshi、K. Prassides
  • 雑誌名: Chemistry Asian Journal 巻: 6巻 ページ: 1886-1890
  • 査読あり
• [学会発表] シアノ架橋金属錯体によるコバルト酸リチウム表面の修飾と特性評価 (2012)
  • 著者名/発表者名: 忠永清治、寺川真悟、土山幸平、牧浦理恵、辰巳砂昌弘
  • 学会等名: 日本化学会第92春季年会
  • 発表場所: 慶應義塾大学、日吉キャンパス
  • 年月日: 2012-03-27
• [図書] 第4節ヨウ化銀ナノ粒子の室温超イオン伝導と相転移のナノサイズ効果 (2011)
  • 著者名/発表者名: 牧浦理恵、北川宏
  • 総ページ数: 15
  • 出版者: サイエンス & テクノロジー
• [備考]
  • URL: http://www.nanosq.21c.osakafu-u.ac.jp/ttsl/r_makiura.html