研究課題
若手研究(B)
本研究では現在主流のリチウムイオン電池を凌駕する次世代高性能二次電池の開発をめざして、正極活物質として優れた性質を持つ有機化合物の創成を行った。その結果、フェナジン5,10-ジオキシドやジチオオキサミド誘導体は多電子型充放電反応を起こし、初回の容量において、リチウムイオン電池の実効容量(150Ah/kg)を超えることが明らかとなった。これらの化合物はサイクル特性の改善などを行うことにより、次世代高性能二次電池材料として期待できる。
すべて 2013 2010
すべて 学会発表 (2件)