研究課題
若手研究(B)
本研究ではDNA中に蛍光色素を導入することにより高輝度蛍光ラベル化剤の開発を目指した。従来の蛍光色素による核酸ラベリングにおいては電子移動による消光が大きな問題であった。そこで、本研究では電子移動を遮蔽するシクロヘキサン誘導体による人工塩基対を蛍光色素-核酸塩基間に導入することにより、蛍光色素の高輝度化を目指した。その結果、ピレンやペリレンジイミドといった蛍光色素の量子収率を飛躍的に向上させることに成功した。
すべて 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (14件)
Phys. Chem. Chem. Phys
巻: 14 ページ: 7196-7204
DOI:10.1039/C2CP40520B
Org. Biomol. Chem.
巻: 9 ページ: 8313-8320
DOI:10.1039/C1OB06325A
Chem. Eur. J.
巻: 16 ページ: 11554-11557
DOI:10.1002/chem.201001638