研究課題
若手研究(B)
我々は、シトクロムc(Cyt c)を用いて、ネットワーク構造を有する確率共鳴素子の構築を実現した。10Kでの実験結果において、入力信号にノイズを加えない場合には、出力信号は得られなかったが、ノイズを加えることによって閾値を超えると、方形波にノイズが加算された信号が得られることがはっきりと分かった。ノイズ強度に対する相関係数(C)を算出したところ、C値は、ノイズ強度に伴って大きくなり、その後、飽和傾向になった。
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J. Phys. Chem. C
巻: 116 ページ: 9895-9899
J. Phys. Chem. B
巻: 114 ページ: 10782-10792
http://www.chem.sci.osaka-u.ac.jp/lab/kasai/