研究課題
若手研究(B)
色素分子が配列凝集した会合体を水中で安定化させる方法を開発した。色素を会合させると、2光子励起蛍光の発光効率が溶解状態のときの10~100倍になった。微粒子上に、励起光増強効果を示す金シェルを作製する方法を開発した。金シェルを持つ粒子上に色素会合体を形成させると、金シェルが無いときの約3倍の発光効率を得た。溶解状態の色素と比べると、色素の会合形成と金シェルの光増強効果を利用することで、最大数100倍の発光効率の向上を達成した。
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