研究課題
若手研究(B)
波長2-20nmの光を用いる軟X線顕微鏡では、100nm以下の分解能で生きたままの生体試料の元素分布像観察が期待される。本研究では、研究代表者が独自に見出した非球面光学系をさらに発展させ、温度変化等の外乱下でも安定して回折限界分解能(30nm)で観察できる低収差かつ高結像倍率(1000x)をもつ顕微対物鏡を開発した。本研究による新型非球面光学系は、レーザープラズマ光源およびCCDカメラと組み合わせることで、実験室環境で安定動作する、高空間分解能の軟X線ビデオ顕微鏡実現へのブレークスルーとなる。
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http://www.tagen.tohoku.ac.jp/modules/laboratory/index.php?laboid=43