研究課題
若手研究(B)
本研究では原子追跡走査トンネル顕微鏡により金属表面におけるAu単原子の拡散頻度を直接測定し,拡散における吸着子間相互作用を明らかにすることを目的とした.さらに吸着子間相互作用を取り入れたモンテカルロシミュレーションにより従来得られている異常に低い頻度因子の起源を明らかにすることを試みた.ソフトウェアの再開発を行い必要な速度で動作させることに成功し,シミュレーションによりAu原子が他のAu原子に近づく際に付加的な拡散障壁を感じると島の密度が上昇することを明らかにした.
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Journal of the Vacuum Society of Japan
巻: 54 ページ: 192 -195
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jvsj2/54/3/54_3_192/_pdf
http://oflab.iis.u-tokyo.ac.jp/