研究課題
若手研究(B)
本研究では,離散転位塑性法を用いてラメラ複合材料の塑性寸法効果を解析した.解析手法の妥当性は界面転位を有するラメラ複合材料の解析によって確かめた.解析では,弾性層の厚さと剛性だけでなく弾塑性層間のすべり面のずれをパラメータとして考えた.結果として,弾性層が数十ミクロンの場合には,弾塑性層のひずみ硬化はすべり面ずれに強く影響を受け,この影響は隣接弾塑性層内の堆積転位によって生じる長距離力によるものであることがわかった.
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