研究課題
若手研究(B)
本研究では,光ファイバを用いたキャビティ・リングダウン(CRD)分光法を応用することにより,燃料電池内の微量な水蒸気を高感度かつ高時間分解能で定量測定できる独自の「光ファイバ型CRDレーザ分光計測システム」の開発を行った.さらに,本計測システムを用いて,発電状態の固体高分子形燃料電池(PEFC)のカソード内で生成される水蒸気ガスのin-lineモニタリングを試みた.その結果,出力電流密度の上昇に伴って,カソード排ガス中の水蒸気濃度も増大していくのが確認できた.
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J. Power Sources
巻: Vol.199 ページ: 155-160
DOI:10.1016/j.jpowsour.2011.10.026
ECS Transactions
巻: Vol.41, No.1 ページ: 419-428
DOI:10.1149/1.3635576
http://www.tee.kit.ac.jp/fc.html