• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 実績報告書

UWB MB-OFDMシステムのための干渉検出に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22760262
研究機関宇都宮大学

研究代表者

藤井 雅弘  宇都宮大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20366446)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード超広帯域無線通信 / 干渉検出 / MB-OFDM / 赤池情報量基準
研究概要

本研究課題では,超広帯域無線通信(Ultra Wide Band:UWB)システムにおける干渉検出方式について取り組んだ.UWBシステムは,他の無線通信システムと周波数帯域を共用するほど広い周波数帯域を低い電力スペクトル密度を用いて通信を行う.その際に,他の無線通信システムへの干渉を避ける必要があるため,他の無線通信システムを検出し,回避するDetect And Avoid(DAA)機構を組み込む必要がある.干渉回避機構においてはその共存システムの存在だけでなく,その強度の情報も重要であり,これまで,この条件を満たす干渉検出方式は存在しなかった.本研究では,干渉回避機構を柔軟に運用するために,共存システムの存在だけでなく,その強度を正確に推定する手法を提案し,その性能を評価した.提案手法では,共存システムが存在する周波数モデルを複数想定し,各モデルで最適な最大尤度規範で共存システムの強度測定を行う.そして,赤池情報量基準を用いてそれらのモデルから適切なモデルを選択する.この手法は汎用に扱うことが可能であり,実用的な計算量で実現可能なための工夫も施されている.本手法は数値計算実験によって,定量的,定性的に評価され,高い推定精度が示されれた.
当該年度の成果として,本研究分野で主要な論文誌である電子情報通信学会の英文誌に掲載され,また,関連国際学会でも発表されている.また,国内の研究会等でも公表され,様々な研究者から評価されている.

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Primary Signal to Noise Ratio Estimation based on AIC for UWB systems2013

    • 著者名/発表者名
      Masahiro Fujii
    • 雑誌名

      IEICE Transactions on Fundamentals

      巻: E96-A ページ: 264-273

    • 査読あり
  • [雑誌論文] A Study on SNR Estimation for Cognitive Radio2012

    • 著者名/発表者名
      Masahiro Fujii
    • 雑誌名

      Proceedings of the 2012 IEEE International Conference on Ultra-Wideband

      巻: なし ページ: 5 pages

    • 査読あり
  • [学会発表] MB-OFDMシステムにおけるAICを用いた周波数共用システムの検出に関する一検討2012

    • 著者名/発表者名
      佐藤 峻
    • 学会等名
      電子情報通信学会技術報告
    • 発表場所
      熊本大学
    • 年月日
      20121126-20121127

URL: 

公開日: 2014-07-24  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi