研究課題
若手研究(B)
γ-C_2Sを出発原料に用いてコンクリート部材を作製し,硫酸イオンの浸透抑制に関する検討を行った.その結果,(1)γ-C_2S置換率を80%とし,オートクレーブ養生および促進炭酸化養生を行うことで,硫酸イオンの浸透が著しく抑制されること,(2)抑制したメカニズムは,(a)γ-C_2Sの炭酸化によりバテライトが生成,また硫酸イオンの作用により遮蔽性に優れたシリカゲル等が生成しし,(b)細孔空隙を充填して硬化体表面部が緻密化したこと,という結論を得た.
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Journal of the Society of Materials Science
巻: Vol.61, No.3
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日本コンクリート工学協会コンクリート工学年次論文集
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