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2010 年度 実績報告書

密集市街地における市民セクター主導による持続可能な地域再生手法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22760452
研究機関東京工業大学

研究代表者

真野 洋介  東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 准教授 (70329134)

キーワード都市計画・建築計画 / 市街地整備 / まちづくり
研究概要

本年度は、対象地域の精査と、分析フレーム・方法の検討を行った上で、国内の2つの対象地域において資料収集と現地での実態調査を集中的に実施した。また、これらの調査結果の分析を踏まえ、地域再生のメカニズムを構成する要素の整理とデータベースを作成した。
具体的には、以下の手順で研究を進めた。
1)まず、大都市圏と地方都市という2つのカテゴリーごとに、密集市街地を持つ全国の対象地域を大きく整理した上で、本研究の主題に適合した地域を選定し、それぞれの地域が置かれている状況の概略を物理的状況、社会的状況、歴史的経緯の3点から調査し、分析対象を検討した。
2)次に、対象地域における物理的状況と社会的状況、歴史的経緯の関係性の詳細な解明のために、土地・建物の権利と市街地変容に関する資料(地図、地籍図など)、地域再生に関わる主体に関する資料の収集、現地での実態調査(建物、組織、個人など)を実施した。
3)対象地域における広域の空間計画に関連する施策と取り組みに関する実態調査を実施した。
4)上記調査で得られたデータをもとに、地域再生の多様な担い手と、市民、公共、市場セクター間の関係性を想定した地域再生に関する連関図を作成した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 地域での文化活動の派生からみた地域多主体型アートプロジェクトの役割に関する研究2010

    • 著者名/発表者名
      荒川佳大、真野洋介
    • 雑誌名

      日本都市計画学会学術研究論文集

      巻: 45 ページ: 289-294

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 地域創造圏試論2010

    • 著者名/発表者名
      真野洋介
    • 雑誌名

      季刊まちづくり

      巻: 29 ページ: 32-37

  • [雑誌論文] 尾道・歴史的市街地を核にした地域創造圏の可能性2010

    • 著者名/発表者名
      真野洋介
    • 雑誌名

      季刊まちづくり

      巻: 29 ページ: 56-61

  • [学会発表] 尾道市斜面市街地における住環境再生メカニズムの考察:空き家問題をめぐる構図を手がかりとして2010

    • 著者名/発表者名
      片岡八重子、飯島縁、真野洋介
    • 学会等名
      日本建築学会2010年度大会学術講演会
    • 発表場所
      富山大学
    • 年月日
      2010-09-10
  • [学会発表] 上海市における持続的居住環境の再生研究(6):旧式里弄住環境ユニットの変容を踏まえた複合的な街区更新像の検討2010

    • 著者名/発表者名
      市川真弓、村松健児、内田奈芳美、趙城埼、真野洋介、佐藤滋
    • 学会等名
      日本建築学会2010年度大会学術講演会
    • 発表場所
      富山大学
    • 年月日
      2010-09-09
  • [図書] まちづくり市民事業 新しい公共による地域再生2011

    • 著者名/発表者名
      佐藤滋、白木里恵子、真野洋介, 他
    • 総ページ数
      291
    • 出版者
      学芸出版社

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公開日: 2012-07-19  

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