研究課題
若手研究(B)
本研究では、大阪市空堀地区を対象に路地単位特性と接道不良長屋所有者の居住改善実態を明らかにすることを目的とする。主な研究結果として以下の点が明らかになった。「地蔵又は祠」、「起伏」、「袋小路」の3つの空間条件を持つ路地単位では、長屋や石畳等が多数分布し、特に「地蔵又は祠」の存在は、現在でも路地単位内でのコミュニティ活動を継続させる重要な資源である。また接道不良長屋所有者は、制度的・空間的制約条件のもと、各世帯の住要求によって5つに分類される居住改善手法が行われている。
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日本建築学会計画系論文集
巻: 第669号 ページ: 2117-2126
巻: 第667号 ページ: 1641-1650
季刊まちづくり
巻: 第31号 ページ: 24-30