研究課題
若手研究(B)
金属ガラスにおけるアモルファス、準結晶、及び結晶の構造的相関に関して透過電子顕微鏡法を用いて調べた。まず、局所領域からの構造情報を得るために走査型透過電子顕微鏡を用いたオングストローム電子回折法の開発を行った。その結果、従来の約1/10程度の領域から電子回折パターンを撮影することに成功した。この手法を用いて、準結晶形成合金であるZr-Pt系のアモルファス局所構造を調べた結果、観察された20面体的局所構造は、準結晶中に存在するものと比べ、非常に歪んだものであることが明らかとなった。
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http://www.wpi-aimr.tohoku.ac.jp/chen_labo/html-e/personal-Hirata.htm