研究課題
若手研究(B)
効率的なアニオン輸送パスの形成を目指し、アニオン交換基を局所的かつ高濃度に導入した新規アニオン伝導性高分子を分子設計し、精度高く合成した。得られた高分子電解質膜は優れた化学的・機械的・熱的安定性を有していた。高分子骨格中にブロック構造を導入した新規電解質膜は非常に優れた水酸化物イオン導電率を示し、その発電特性も良好であった。以上より、新しいアニオン伝導性高分子の分子設計指針を示すとともに、アルカリ燃料電池への適用を実証した。
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Journal of the American Chemical Society
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http://www.comp.tmu.ac.jp/m-tanaka/index.html