研究課題
若手研究(B)
本研究は航空機用チタン合金においてマルテンサイト組織を利用した新しい微細化機構について、加工・熱処理過程の組織変化を詳細に評価した。Ti-V-Al系合金の加工・熱処理過程では加工後に超微細粒組織が形成され、微細β析出を組合せる事で、著しく高強度化される。Ti-10V-2Fe-3Al合金の熱間加工過程では、900℃以上-高速変形下(0.1s-1以上)で均質なマルテンサイト組織が得られ、これは加工過程の蓄積される転位密度を制御することで現れる現象である。
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Scripta Mater
巻: 67 ページ: 21-24
http://dx.doi.org/10.1016/j.scriptamat.2012.03.011