研究課題
若手研究(B)
金属組織に塑性変形を加えると、転位の導入により結晶格子に歪みが生じ、また、転位の配列により小傾角粒界、セル構造などが発達する。このような転位による結晶歪みやそれに伴うドメイン構造をX線回折パターンからとらえると、回折指数に応じた特徴的な形状が現れる。その形状解析がラインプロファイル解析と呼ばれる。本研究では、ラインプロファイル解析に最適化した装置開発を行い、鉄合金、銅合金などの実用合金への応用を行い、双晶誘起塑性や時効析出などの諸現象と転位の相互作用を明らかにした。
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Materials Characterization
巻: 62巻 ページ: 781-788
Powder Diffraction Journal
巻: 26巻 ページ: 129-133
金属
巻: 80巻 ページ: 35-40
http://wagatsuma.imr.tohoku.ac.jp/