研究課題
若手研究(B)
コア-シェル構造体は金属ナノ粒子を安定に固定化できることから固体触媒の新たな形体として期待される。本研究では、パラジウムおよびニッケルナノ粒子を内包したコア-シェル構造体の調製と、シェル構造が触媒反応に与える影響について検討した。その結果、ナノ粒子がシェルに内包されることで粒子同士の凝集が抑制でき、熱処理を行ってもほとんど活性の低下なく再利用できることを見出した。また、シェルの細孔が減少するほど基質や生成物の物質拡散が抑制され、活性が低下することがわかった。
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Langmuir
巻: 26 ページ: 17720-17725