研究課題
若手研究(B)
磁化プラズマと場という系全体についてのラグランジアンを構成し、これに対して変分原理を用いることでプラズマの流速が音速と同程度でも有効な矛盾のないモデルを構築した。このラグランジアンは、リー摂動解析と呼ばれる現代的手法を用いて速い旋回運動を取り除いた、磁場中の単一荷電粒子運動の基本1-形式を基礎としている。このモデルは従来の強いプラズマ流のモデルとは異なるが、弱いプラズマ流を仮定した標準モデルに近いことを、流体モーメントの押し出し表現を比較することで明らかにした。このモデルにより輸送障壁のない初期状態から強いプラズマ流を伴う輸送障壁が形成されるまでのシミュレーションが可能となった。
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