研究課題
若手研究(B)
本研究では、日本に広く分布する落葉樹のコナラを材料として、窒素の安定同位体である^<15>Nを指標とした標識試験により、樹冠内において当年葉間で移動する窒素の移動を調査した。その結果、当年葉間で起こる窒素の移動の方向が双方向であり、同時に展開した1次葉間でも移動が起こることを明らかにした。また、当年葉間の窒素移動の季節性や、窒素移動への植物のフェノロジーの影響、さらに樹冠内の位置の影響や土壌窒素環境の影響についても明らかにした。
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