研究概要 |
ラン藻の 3 種類の窒素輸送体(LtnT, CynABD, FocA)の活性制御機構を解析し、LtnT 輸送体の活性化に新規タンパク質(LtnE)が関わっていること、様々な窒素同化の活性制御因子である PII タンパク質が CynABD 輸送体の活性化にも関わっていること、および FocA 輸送体の C 末端領域が自身の活性を負に制御しており、 FocA 輸送体は培地中にアンモニアが存在する時には活性が抑制されている可能性が高いことを明らかにした。また海洋性ラン藻の培養法を確立し、海洋性ラン藻には未知の亜硝酸イオン輸送機構があることを明らかにした。
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