研究課題
若手研究(B)
1つの蛋白質より多彩な機能を発揮させる分子メカニズムの一つとして翻訳後修飾が重要な役割を担う。SUMO化は標的蛋白質に10kD程度のSUMO(SmallUbiquitin-like Modifier)蛋白質を結合するが、生体視細胞の光受容伝達におけるSUMO化の役割は不明であった。そこで、SUMO E2リガーゼを成体視細胞に成長後に欠損する時期特異的欠損マウスを作製した。免疫組織化学的・電気生理学的解析を行った結果、いずれも野生型と同様であることが分かった。この結果は成体のマウス視細胞においてSUMO化が分化決定に関与する一方、光情報伝達や維持には関与が少ない事を示唆している。
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