研究課題
若手研究(B)
ウミヘビ類の持つ嗅覚受容体遺伝子のレパートリーを網羅的に解読した結果、海洋環境への適応度合が上がるにつれて嗅覚能力が衰退することが解明された。しかし、完全な海洋性のウミヘビでも副嗅覚系(鋤鼻嗅覚系)の機能は維持されていることが示唆された。さらには、同所的種分化の分子的基盤の解明のために、同所的に生息する2種の近縁なウミヘビであるバヌアツアオマダラウミヘビとアオマダラウミヘビの嗅覚受容体遺伝子の比較を行ったが、現時点で顕著な違いは発見できていない。
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Gene
巻: 492巻 ページ: 349-353
DOI:10.1016/j.gene.2011.11.013
http://repository.kulib.kyotou.ac.jp/dspace/handle/2433/152383
生き物たちのつづれ織り(京都大学理学研究科・生物多様性グローバルCOE発行)
巻: 4巻 ページ: 163-164
Evolution and Senses : Springer Briefs in Biology
巻: (印刷中)