研究課題
若手研究(B)
ヌクレオソームは染色体の最小単位で、ヒストン4種類8分子にDNAが巻きついて形成されている。その構造決定は既に行われているが、DNAの転写にかかわる非常に重要な領域であるヒストンテールの構造は示されなかった。本研究では固体NMRを用いてヌクレオソーム中のヒストン分子の動的な構造解析をおこなった。ヒストンテールはランダムコイル構造をとって運動していることが分かった。それはクロマチン形成下でも、さまざまな機能発現を可能にしていると考えられた。
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Protein Expr Purif
巻: 82 ページ: 396-401
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http://www.tsurumi.yokohama-cu.ac.jp/stbiol/index.html