研究課題
若手研究(B)
ウシチトクロムc酸化酵素の水素結合ネットワークの一つD-pathwayの機能を検証するために、HeLa細胞を用いたウシ・ヒト雑種酵素発現系により変異体解析した。対応する経路が細菌酵素にあり、水形成用のプロトン(H^+)とポンプ用H+を輸送すると提案されている。両者は構造が酷似し、重要なアミノ酸残基も保存されているため、ウシ酵素も同じ機能をもつと推測され、我々が提案しているH^+ポンプ経路と対立している。本研究の結果、ウシ酵素のD-pathwayはポンプ用H^+を輸送しないことが示唆された。
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Biochemica et Biophysica Acta
巻: Vol. 1817 ページ: S104
巻: Vol. 1797 ページ: 93-94