研究課題
若手研究(B)
本研究は、sRNAの1つであるSgrSをモデルsRNAとして用いて、sRNA/mRNA間の塩基対形成の詳細、およびRNA結合タンパク質であるHfqによるsRNA/mRNA間の塩基対形成の促進モデルの解明を目的とした。研究成果として、SgrS168-181 nt領域とptsG mRNAとで形成される塩基対が機能的に十分な最小の塩基対であること、またsRNAの3'末端に位置する連続したU塩基がsRNA機能に重要であることを示した。さらに、Hfqと結合しsRNAに標的化されたmRNAを速やかに分解されるRNase EとHfqとの結合領域を決定した。これらの成果は、sRNAによるmRNA抑制機構の全容解明につながる成果である。
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