研究課題
若手研究(B)
ヒトとチンパンジーにおいて、父親.母親.子供トリオを用いたゲノムワイドな発現(トランスクリプトーム)解析を行った。次世代型シーケンサーによるメッセンジャーRNAの配列解読を行い、遺伝子発現量の定量化を行った。親と子供の多型情報とアリル単位での発現量を組み合わせることにより、子供ゲノムにおける由来既知のアリル特異的な発現定量が可能となった。その結果、チンパンジーでは、約17%にあたる遺伝子においてアリル間の発現に偏りがあることが分かった。現在、ヒトにおける同様の解析とメチル化解析も進行中である。
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