研究課題
若手研究(B)
本研究では、中国産のギガントピテクスやオランウータン、台湾産のオナガザル類、インドネシア産の人類化石など、アジアの類人猿を中心とした霊長類歯牙化石を対象に、3次元形状分析を実施した。とくに南中国から出土するギガントピテクスの大臼歯については、研究の現状を確認し、中国の研究者との共同研究体制を確立した上で、マイクロCTデータをもとにした形状分析を行い、現生類人猿や化石人類などのデータと比較して、歯冠エナメル質が全体に厚いが分布は咬合面付近に偏るなどの特徴を明らかにした。
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Quaternary International
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10.1016/j.quaint.2014.02.012
10.1016/j.quaint.2014.02.021
10.1016/j.quaint.2013.12.008
Memoirs of the National Museum of Nature and Science
巻: 48 ページ: 201-205