研究課題
若手研究(B)
イネの収量に関わる要因の1つである光合成能について遺伝学的理解を深めるために、高光合成・多収品種タカナリとその祖先品種の光合成能を作物生理学的および遺伝学的に比較した。解析の結果、タカナリ、その祖先品種IR8および統一は第4染色体長腕に葉身N含量を高める量的形質遺伝子座(QTL)を有しており、系譜解析からこの領域は、多収品種の育種過程の中で選抜されてきた可能性が示唆され、今後の多収育種においても重要視すべき領域であると考えられた。
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Crop Science
巻: Vol.52 ページ: 2649-2658
doi:10.2135/cropsci2012.03.0179