研究課題
若手研究(B)
モモ樹内の果実品質のばらつきと開花日との関係を明らかにするために、開花日の異なる果実の発育および種子発育とジベレリン生成との関係を調査した。果実の成長や糖蓄積を促進するジベレリンの生成は、胚が成長する第2期までは種子で高く、その後果肉で高まることが示された。開花日の遅い果実は、いずれも種子の占める割合が相対的に高く、第3期初めの胚乳や胚のサイズが大きかった。開花日が遅い果実は、早い果実と比べて、収穫直前まで肥大し続ける一方、果肉でスクロース合成酵素の活性が高く、糖蓄積が優れた。
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園芸学研究
巻: 11 ページ: 497-503
岡山大学農学部センター報告
巻: 34 ページ: 7-10
巻: 10 ページ: 209-215