研究課題
若手研究(B)
日本産アゲハチョウ12種類のうち、6種の成虫は体表脂質組成において雌雄同型であるのに対し、6種は明瞭な性的二型を示すことがわかった。シロオビアゲハ、ナミアゲハの雄成虫は、前脚で交尾相手を触診した後に交尾を試みることがわかった。電気生理学的試験において、雄成虫の前脚にある毛状感覚子は成虫より抽出した体表脂質に味覚応答を示した。これらの結果から、アゲハチョウは交尾相手の体表面にある脂溶性物質を配偶行動の手がかりに用いている可能性が強く示唆された。
すべて 2013 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
Naturwissenschaften
巻: 100 ページ: 373-377
Z. Naturforsch
巻: 67c ページ: 331-341
Appl. Entomol. Zool
巻: 46 ページ: 281-286
Elsevier
ページ: 563-594
http://home.hiroshima-u.ac.jp/~homura/LCE/index.html