研究課題
若手研究(B)
アゲハチョウは前脚にある化学感覚毛で植物の"味見"を行い、産卵する植物を選択している。本研究では、この味見の際に働く味覚受容体の遺伝子を同定し、機能を解明した。RNAi という手法でこの遺伝子の発現を阻害すると、植物成分への感受性が低下し、産卵行動が抑制されることを観察した。この結果から、食草転換を原動力とする進化に、味覚受容体が深く関与していると考えられる。
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Papilio xuthus Journal of Neuroscience
巻: 33 (3) ページ: 914-924
doi: 10.1523/JNEUROSCI.1405-12.2013
Nature Communications
doi:10.1038/ncomms1548
http://www.brh.co.jp/seimeishi/journal/069/research_1.html