研究課題
若手研究(B)
トリミエマ原虫に生息する共生細菌、TC1の機能を推定する目的で、抗生物質により共生体を欠失させた株を作出し、宿主トリミエマの生育や代謝産物への影響を評価した。その結果、宿主の生育が30%程度にまで抑制され、宿主の活発な生育に必須であることが示された。ステロール添加によっても宿主の生育は回復しなかったことから、TC1の機能が以前に指摘されていた脂質合成ではないことが伺えた。また、凍結保存法の検討によりプロピレングリコール等が凍結保護剤として適していることを明らかにした。
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