研究課題
若手研究(B)
食品因子が腸管上皮受容体型転写因子及びそれに関連する消化器疾患に対して及ぼす影響を解析した。薬物受容体であり大腸がん発症抑制に関与するaryl hydrocarbon receptor(AhR)をブロッコリースプラウト熱水抽出物が活性化することを見出し、実際に大腸前がんモデルマウスに前投与することによって前がん病変である大腸異常腺窩巣の形成が抑制された。また大豆イソフラボン代謝物であるエクオールは、核内受容体であり抗炎症作用を有するpregnane X receptor(PXR)を活性化し、大腸炎モデルマウスにおける炎症反応を顕著に抑制することが見出された。
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