研究課題
若手研究(B)
食事によって高次脳機能を維持するための知見を得ることを目的とした.組織レベル,動物実験により,分岐鎖アミノ酸であるロイシンとイソロイシンの摂取によって脳におけるトリプトファン代謝産物キヌレン酸の産生が抑制され,神経伝達物質ドーパミンの放出が亢進することを見出した.この結果は,食事を介してキヌレン酸産生を調節することによってドーパミン放出を正常な範囲に調整できる可能性を示すものである.
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